用語解説

アプリ「YOMOGI Pro」をご利用いただきありがとうございます。

ここでは、YOMOGI Proの中で使われている専門用語を解説する資料を掲載しています。

 

下記に全文(挿絵あり)を掲載しておりますが、ダウンロード版も配布予定です。

ダウンロード版は、現在、準備中ですので、いましばらくお待ちください。

≪目次≫ ※下記の用語をタップすると、解説へ移動します

(形・苔)

★舌の形、舌の上に付着している苔の状態をチェックする。

≪舌の形≫

老舌(ろうぜつ):締まって固くなったような舌。キメが粗い。

やせ型:痩せて小さく、薄くなったような舌。

胖大(はんだい):舌が厚く腫れぼったい。口角いっぱいに広がる。

歯痕(しこん):舌の縁にギザギザした歯型がついた舌。

正常:大きさが胖大でも痩せてもいない。苔は薄くて白い。

≪舌苔(ぜったい)≫

白厚苔(はくこうたい):色が白く、舌の赤みが透けて見えない厚さの苔。

白薄苔(はくはくたい):色が白く、舌の赤みが透けて見える厚さの苔。
苔なし:苔が全く生えていない。
黄薄苔:色が黄色で、舌の赤みが透けて見える厚さの苔。
黄厚苔:色が黄色で、舌の赤みが透けて見えない厚さの苔。

筋肉(位置)

★ここでいう筋肉の圧痛の確認方法は、指定された筋肉をまんべんなく押して確認するのではなく、筋肉の上にある特定のポイント(下記の位置)の圧痛を確認することをいう。

胸鎖乳突筋:耳のすぐ後ろにある出っ張った骨の真下。

 ※【翳風】というツボの位置と同じ

僧帽筋:首の付け根の真後ろと肩先を結んだ線の真ん中。

 ※【肩井】というツボの位置と同じ

大胸筋:鎖骨の外端すぐ下のくぼみから1cmほど下。

 ※【中府】というツボの位置と同じ

腸腰筋:お腹側で、骨盤の真横の少し前にある飛び出した骨から1~2cm内下方。

ハムストリングス:太ももの後面を構成する筋肉の総称。太ももの後面の中央から、やや内側。

腓骨筋:ふくらはぎの真後ろで、上下左右ともに真ん中。

 ※【委中】というツボの位置から、下の方。

脊椎の弯曲(検査方法)

★壁際にて行う。壁に背を付けて立ち、①首と壁の距離、②腰と壁の距離を順にチェックし、判断する。詳細は、下図を参照

原穴(位置)

★圧痛のある原穴をチェックする。

合谷(ごうこく):手の親指と人差し指の骨が交わるところと、人差し指の付け根の中間。

腕骨(わんこつ):小指の側面から手首に向かって指をすべらせ、手首の手前で触れる凹み。
陽池( ようち  ):手のひら側の手首のしわの上、真ん中。

神門(しんもん):手のひら側の手首のしわの上で、小指寄りの少しくぼんだところ。

大淵(たいえん):手のひら側の手首のしわの上で、親指寄りの脈を感じるところ。
大陵(だいりょう):手のひら側の手首のしわの上、真ん中。

太衝(たいしょう):足の甲側で、親指と人差し指の骨が交わるところ。

太白(たいはく):足の親指の内側から踵に向かって指を進め、飛び出した骨を乗り越えたところ。

太渓(たいけい):内くるぶしとアキレス腱の間で凹んだところ。

丘墟(きゅうきょ):外くるぶしの前下方の凹み。

衝陽(しょうよう):足の甲側で、人差し指と中指の骨が交わるところから足首に向かって指をすべらせ、足首の手前で脈拍を感じるところ。
京骨(けいこつ):足の側面で、小指と踵の中間あたりの出っ張った骨からすぐ前の凹み。

チアノーゼ・冷え(用語)

★チアノーゼとは、皮膚や粘膜の色が、青や紫に近い色になっている状態をいう。ここでは、手足の冷えをチェックするために、冷えによる色の変化、そして、冷えを自覚しているか、を確認する。

色の変化(チアノーゼ): 下図のカラースケールを参考に、手足の爪の色が、冷えによって変わっていないかをみる

冷えの自覚:本人が、自覚的に、手・足に冷えを感じているか確認する

(用語)

★手首の脈で、脈の拍動を最も強く感じる深さをチェックする。すなわち、脈に触れたとき、どのくらいの強さの圧を加えると、一番脈を強く感じるかを判断する。

沈: 手首の脈が最も強く感じるのは、骨を感じるくらい強い圧を加えたとき。

浮:手首の脈が最も強く感じるのは、皮膚に軽く触れるくらいの圧を加えたとき。
正常:手首の脈が最も強く感じるのは、沈と浮の間の圧を加えたとき。

頭皮(用語)

★頭皮の動き具合をチェックする。チェックする手を置く位置は、下記の指標を元に配置する。

百会:頭の頂点

神庭:髪の生え際中央から上に約1センチのところ。